62 films

今年はよく映画を見た。プライム会員のおかげ。

一方で映画館に見に行った映画は一本しかないんだけど、それについてはあとで触れるとして、良くも悪くも印象に残ってる映画について感想を書こうと思う。

 

  • レオン(1994)

レオン (映画) - Wikipedia

ちょおおおおおおおおおおおいいっすね。今更見たんだけどさ。

最近、本当に集中力が持たなくって2時間を越える映画は避けてたんだけど、いつかは見たいなと思ってたからヨシと思い見てみた。

 

話はそれるんだけど、集中力が持たないというより導入部分である最初の10〜20分に集中することができないんだよね。映画によって説明くさかったり後々の伏線となる謎の場面だったりするけど、結局登場人物もどんな話なのかも分からない→分かるってところを素直に頭に入れられないというか。そこ集中できなくてもなんとかできる映画もあるのだけど。来年からはちゃんとしたい。我慢してたい。トイレとかコーヒー持ってくるとかは映画の前に済ませる。あと、iPhoneを手元に置いておかない。

はい。

 

特にナタリーポートマンに今まで感想を持っていなかったんだけど、あ、スターウォーズのね、くらい。ジャンレノはさらに感想がない。

でも、この映画のナタリー美しすぎないか??!普段映画を見る時、国籍を意識してないし欧州欧米の方々の顔つきの違いなんて全然分からないけど、中東の女性ってこんなに美人なの?!と思った。

しかもあの演技力、当時13歳…しかも映画デビュー作。恐ろしい。日本でも時々いい子役だって思うことはあれど、このナタリーは圧巻。すごい。海外映画のように配役をオーディションで決めると演技力はまず約束されるし、よっぽど監督のこだわりがとか横槍がない限り演技で外れなことはないのかもしれない。でもこれでナタリーが選ばれたのは芸術的だし本当によく選ばれたよ選んだよ奇跡だなと思った。

物語の美しさにもすごく感動した。映画の日本でのキャッチコピーは「凶暴な純愛」らしいけど、内容と同じくミステリアスな雰囲気が良いですな。でも、一応恋愛的な方向性ではあるけど、個人的にはオオカミとウサギみたいな関係性の二人って印象を受けてる。レオン目線とマチルダ目線の愛の表現はちょっとズレてると思うんだよなあ〜好き、という意味では一緒なのだけど。

 

とにかく私のFilmarks中、今までで2番目に高い評価を付けた。

これから好きな映画はって聞かれたらレオンを入れる。

  • 君の名は(2016)

君の名は。 - Wikipedia

話題になった作品ではあるけれど、新海誠作品がどうもハマらなくて予防線として映画館はやめておこうと思いDVDレンタルにした作品。

ちなみに今まで、秒速5センチメートル星を追う子ども言の葉の庭を見てる。秒速と言の葉はまあ、ふ〜んっていう感想。星を追う子どもは最初と最後にはあ?!って思った。

君の名はもそうなんだけど、私が新海誠作品にハマれないのが、現代の日常とファンタジーのバランスが絶妙でどういう気持ちで見ればいいのか分からない、というのが最大の理由。映像美も含めて現実味、馴染みがありすぎるのにやたらファンタジーっていう。比較対象として変だけどいっそハリーポッターとかロードオブザリングとかTHE異世界の話ならそういうモードの頭で見られるんだけど。

だから、中身の入れ替わりは受け入れるとして、実は何年前の人と入れ替わってたんですよ、しかもその人今は死んでるんです!とか言われても脳の処理が追っつかない。こういう伏線があるんですよ、と解説サイトを見たが、きめ細かい描写で表現してても後々ネタバラシされた時になるほどねって思えない。感情移入ができない。へえ〜そうだったんだあ〜としか思えないのです。

感情移入ができないといえば、中途半端なサブキャラ多すぎない?先輩とのデートとかなんだったん?父との和解は結局成功してんだよな?そもそも主人公ふたり、大して交流してないのに恋愛感情どうやって芽生えたの?関係性がペラくて流れる風景を見るように映画を見ていた。

新海誠作品は映像が細かい!綺麗!っていうのが売りのひとつだけど。私はあまり好きではない。。一枚絵としては美しいと思う。特に東京から彗星を見る場面はめちゃくちゃ綺麗だ写真みたいだと思った。でも、映像で見た時にあまりにその美しい瞬間が浮いている気がした。技術的にどんどん写実的なアニメーションを作ることが可能になっているんだろう。でもそれってアニメに必要なのかな?写真みたいなアニメってアニメに求めてるかな?と思う。これは純粋に好みの問題だと思うけど。

 

あまりに批判じみてしまうのでこのへんで。。

永い言い訳 - Wikipedia

「人生とは他者だ」

と、最後に主人公が残したメモ書きが頭に残っている。

 

邦画はあまり見ないんだけど人に勧められて見た作品。

表面上上手く立ち回れて、なんだなんでもそつなくやるタイプの人か、って思ってた主人公。

でも彼が求めたのはそこじゃなかったんだな。

そして失ったもののあまりの大きさに、最初は気付かず、時間が経ってから気付いて、でも取り戻せなくって。

結局手に入れたと思ったものも手放してしまって、彼はそういう生き方しかできないし、きっと世界にそういう人は多いんだろう。

悲しい気持ち、虚無感、感情的な人なら泣いて叫んでってするような状況でも、子供に自分の悟りを聞かせるときはなんとなく他人行儀で、客観的に話して、君はこうなっちゃいけないよって言っている場面が行き所がなすぎて見てるのがつらかったな。

 

鋼の錬金術師 (実写映画) - Wikipedia

今年唯一映画館に行った作品。とはいえハガレンに関しては原作信者なので、実写映画にはまったく期待をしておらずむしろあまり見たくないなくらいの気持ちで、でも特典が欲しくて見に行った。

結果としては、山田涼介が見たい人は他の映画を見てほしいし、ちょいグロものが見たかったらウォーキングデッドを見てほしいし、ハガレンがどんな話か知りたかったら原作を読んでほしいな、と思った。じゃああれはなんのための映画なのか。。

感触的には2003年アニメ鋼の錬金術師に近い気がする。後半の流れとか。ラストシーンは謎も多かったし特典の原作者vs監督の対談で次作も作りたいと書いてあったから、もしや続編…?なんて怖くて震えてる。

一応話は原作に沿ってて(後半は外れるけど)、でも詰め込みすぎ感が拭えない。終わり方も中途半端だし映画一本やって結局どれだけ話として進んだんだ?って感じ。色々あったけどますます謎は深まっちゃったね、で終わったような…原作読んでる分、話の進みを客観的に見きれないのが残念だったな。でも、あれもこれもとやってたら一瞬登場しましたってだけのサブキャラ増えすぎたし、主人公あっちこっち行きすぎて、ああテイルズオブアビスみたいだなって思いながら見てた。監督の意図がわからないけど、少なくとも原作であるように主人公が周りの大人に助けられながらちょっとずつ心を成長させていって、っていう描写は欲しかった。エドとアルの信頼関係を再確認する場面とかさあ〜〜〜〜あっさりしすぎて全然感動がない。

キャストについてはそんなに文句はない。少なくともエドはよく日本人でなんとかなったなって思えた。山田様かっこいいしアクションも頑張ってたよ。でもグラトニーとエンヴィーは無理があるしホークアイ中尉は他の人が良かったな。。

あとはお金かけるところとかけてないところの差が激しすぎてなんだかなと思った。イタリアでロケやったようで、それで予算食いつぶしたのでは…?グラトニーの変身シーンひどすぎたし大佐の炎は雑だしエドの右手持ってかれた直後に血が流れてないぞ?!とかとか、丁寧な部分と適度に済ませた部分が気になってしまった。スタッフロールで松雪泰子だけ専属のメイクが3人もいたのはおもしろかったけど。

 

決定的に、錬金術という部分と日本人キャストという点がミスマッチで浮きすぎていたので錬成してるところは指の隙間から見てたぐらい。上記の通りキャストにはそんなに文句はないので、錬金術なしで普通のアクションでやった方が面白いんじゃない?賢者の石とか抜けば話の大まかな流れは変えなくていい気がする。とさえ思った。

  • ダンサーインザダーク(2000)

ダンサー・イン・ザ・ダーク - Wikipedia

鬱映画と知られるダンサーインザダーク。ミュージカル映画って今までいいと思ったことがないんだけど、これはすごく良かった。ミュージカル要素少ないからかもだけど。

 最初から最後まで主人公の悲劇、悲しい人生の末路の話で重苦しい雰囲気で始まって終わっていく。でもミュージカルだからかビョークの演技が軽やかだからか、そこまで悲壮感は感じない気がする。悲しいけど健気に彼女のできることをやっている人生で、その心意気は見習いたいとさえ感じた。。

たぶん鬱映画って言葉は特に映画のラストシーンを言ってるのだろう、主人公が刑務所で処刑されるシーン。もちろん逮捕される罪を犯したけれど、事実と真実は違うというか情状酌量の余地あってほしかった。そんな感想に関係なく処刑されちゃうけど、処刑までのシーンが無音で進んでいって、そのシーンが最高に美しかったんだ。こんなラストって…と思いながら見るけどどこか幻想的で美しくて、人生の終わりの走馬灯じゃないけど、ああ終わるんだねさようなら元気でね、って手を振りたくなるようなそんなラスト。

不思議とスッキリ見ることができたよ。話自体は悲しいけど、私は好き。

 

詳細は省くけど他に印象に残った映画。

ハドソン川の奇跡、奇跡というからすごい感動作なのかと思いきや淡々としてて逆に印象的。でも最後の場面めっちゃよかった。

ララランド、話題だから見たけど何にも響かなかったし何にも思わなかった。やっぱミュージカル合わないのかな。

時計じかけのオレンジ、時代性を感じる話だった。レオンもそうだけど、現代ではきっと作らないであろう話の構成、成分ってあるよね。センスも奇抜。すごい。

きっと、うまくいく、初めて見たインド映画。170分と長い映画で、長いなりのボリューム、見終わった時のずっしりくる感覚が印象的。

ゴーストインザシェル、アニメ原作ってどうしてこうも残念なのか。

エクスマキナ人工知能ものって結局こういう話になっちゃうのよね〜。

ちょっと今から仕事辞めてくる、自分に重なるところもあり、かなり泣いた。

楽園追放、今年見たアニメ映画の中でイチバンよい。

シングストリート、この監督の映画は音楽が本当に好き。全部サントラ持ってる。

 

 

こんな感じ。

これまでにないくらい映画を見た年で、でもまだまだ現時点で200本は見たい映画が残っているのでこれからも週1本ペースくらいで見ていけるといいな。映画館に足を運ぶ機会も増えていくといいんだけど。映画代もう少し安くならないかなあ。