お酒と体調と記憶

ガール・オン・ザ・トレイン】を見た。品のない言い方でざっくりいうと、アル中クソ女の話かと思ってたらヤリチンクソ男の話だった。【ゴーン・ガール】みたいな雰囲気だったというレビューを見かけたけど、ゴーン・ガールの方が振り切れた感情が過激な行動に乗り移ってて見ててある種清々しさを感じたので個人的には好き。

 

ところで私はお酒が好き。だと思ってた。

でも最近は「お酒が好き」なのではなく、「お酒を飲みながら仲のいい人と他愛もない話や真剣な話をすることが好き」なのだなと思い直している。だからお酒があればなんでもいいというわけでもないし、うちで一人で飲んだり一人飲みに繰り出すこともほとんどない。

先日、職場の新年会に参加したけど、特に仲のいい人も年が近い人もいなかったので人の話に相槌打ちながらひたすらハイボールを飲んでいてまったく面白くなかった。話の内容も覚えていない。おまけに会社員の公的な飲み会とは思えない安っちい店だったので終始憂鬱な気分だった。お酒を飲んでもその気分は晴れなかったけど。

安酒は悪酔いする、っていう言葉は正しいと思っていて、この時も少し二日酔いになった。結構量を飲んでたことは自覚してるけど、それでもいいお酒が置いてあるお店で日本酒をガブガブ飲んでも次の日6時にスッキリ起きれるので、いいお酒は悪酔いしないんだと思う。たぶん。。

 

大体、私はつまらないと感じる要素の多い飲み会は記憶をなくすまで飲んでしまう。社会人になってからはやらかしてないけど、学生時代は何度かやらかした。つまらない、話し相手がいない、ってなるともう飲むしかない。ハイペースで飲む。気付いたら家で寝ている。という感じ。帰り道の記憶もないので、本当に自分の帰巣本能は素晴らしいなと思うけど、同時に外で飲んでる時に記憶なくすの本当にやめようと死ぬほど後悔する。。。

ということで、気の乗らないメンバーで飲みに行ったけどお酒はめちゃくちゃ美味しかった、みたいな経験も一切ないから、やっぱりいい友人と飲むからお酒が美味しく感じるんだと思っている。

 

自分がそうやってアルコールと誰が一緒だったかを連動して考えるようになってから、楽しくて吐くまで飲んでしまったっていう人に違和感を感じるようになった。私の場合、たとえ飲んでいたとしても大事な友人との会話では自分の発言に責任を持ちたいし、酔って本音を言ってくれた友人の言葉を覚えていたいっていう気持ちがあるんだよね。楽しい会話にお酒が加わればさらに楽しい、っていう感覚ならわかるんだけど、楽しい会話の内容を覚えてなかったり結果飲みすぎて吐いて最悪の気分になったってことで終わらせたくないから自然とストッパーがかかる。美味しく感じるお酒を飲むことは好きなはずなんだけど、これ以上飲んだら何言ってるかわからなくなることが怖くて飲むのをやめる。

だからお酒は楽しい雰囲気へのトッピング、アクセントではあるけれどそれ単体でメインにはならないかな。

結構、最近、この瞬間を大事にしたい忘れないでいたいってエモい気持ちになることが多くなったな。年かな。

 

 

とはいえ、利き酒とか好きだし飲みたい日本酒リストとか作ってるから、お酒自体も好きなんだろうな。でもそれ以上に仲間とのコミュニケーションが好き。

これからもお酒はほどほどに。