再結成しないでほしい

先日、DOPING PANDAが3人でライブしたらしい。

ドーパンは中学高校の時よく聞いていてDopamaniacsまではすごく好きだった。YELLOW FUNKは全然ピンとこなかったから買ったはいいけどほとんど聞いた覚えないな…今聞いたら分からないけど。

そんなドーパンが解散以来初めてライブしたってことでとぅいらーのTLが沸いてた。

でもあまり興味がわかなかった。

というのも、decadenceから解散までの新曲たちは私の守備範囲から微妙にずれてて、この方向に行くの?と思ってた。それで解散した時には自分の中の熱量は下がってて、ふーんそっかーあの方向じゃねえ、と失礼ながらに思ってた。だから解散に対する悲しみや惜しいと思う感情が他のファンより薄い。

よって一度限りだとしても再活動したというニュースに対する興味も薄かった。


そもそも、私は解散したバンドが再結成するというのが好きじゃない。というかうまく受け入れられない。

今までに好きなバンドが解散した経験が少ないからこんなこと言えるのかもしれないけど、本人たちは納得した道として解散を選んだはず。そもそも納得した決断じゃないとカッコ悪いしね。解散って生死の境目ってくらい大きな決断なはずなのに、それを覆してしまうのかあ…と逆にテンションが下がってしまうのである。

以前、FBY10thイベントの際に田中啓史が「riddim saunterが再結成してイベントに出ることはない。解散した時の理由、各々のやりたいことに対する気持ちは強くて今はその気持ちの方向に進みたい。」という旨を言ってた。まだ解散して2年足らずだったからKCもそう言ったのかもしれない。6年以上たった今だったら、もしかしたら機会があればまたライブをやるかもしれない、それはあり得る。でも私はこのKCの言葉に強く共感してて、前向きな解散なんだなって思ってる。大体、〜からの大切なお知らせ、ということで他にやりたいことができたから、このメンバーでできることは全てやったから、とかって表向きは解散理由がコメントされる。裏に本心があったとしても、書いてあることも理由の一つなんだろう、と私は解釈してる。

だから、進むべき道を別々に決めたのに元サヤに戻ることをカッコ悪いと思ってしまう。

解散して数年別の活動をして成長した自分が元のメンバーとまた音楽を作ったら凄いことができる、ってのもきっとあり得るんだろう。でも私はそこに素直に喜んでまた応援することができない。たぶん。

大体、解散したバンドの曲はその後ほとんど聞くことがない。曲の良さよりも解散を知った時の悲しかった気持ちが想起されてしまうから、どうしてもテンションが下がって聞くことになる。そんな気持ちで聞くのはなんとなく失礼な気がして、積極的に聞かなくなってしまう。

あとは単純に解散してる間に自分の音楽的嗜好が変わるのが大きい。ある日ふと聞いてみて、やっぱ好きだなあと思うことよりも、あの時好きだったなあ、懐かしいなあという思い出の掘り起こしになることのが多い。

好きだったバンドだからこそ、メンバー一人一人にもちょっとした思い入れがあって、だから好きな人たちが本気で作った音楽に対してこんな中途半端な気持ちで聞くのは失礼だと思うから、再結成にも飛びつけない。

たぶん、再結成からまた追い始めても、あの時頂点だった自分の熱量にたどり着くことはできないんだと思う。初めてって大事ね。


最終的に自分の中では、彼らが解散という道を選んだんだからこちらも文句を言わずに次のステップを応援しようというところで落ち着く。そうやって自分にも踏ん切りをつけたはずなのに再結成といわれると、???って混乱しちゃうんだな。あの時の私の気持ちは??って置いてけぼり食らった気分になる。もうやらないから解散なんでしょ?


だから再結成は好きじゃない。


こういう気持ちも、何年か経ったらやっぱり見たいって思いに変わるんだろうか。今のところ、ビークル、ドーパン、リディムくらいだろうか。でもどのバンドも全然見たいと思わないな。


活動停止、特に無期限活動停止は実質解散のようなものに感じられるけど、またいつか続ける気持ちのある決断のはずだから解散とは別枠。再活動は大歓迎。エルレとか、Regaとか、アスフラとか。

むしろそっちが再始動してほしい。